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保険のことをよく知って、自分によく合った保険に入ろう

あなたもどこか“保険は加入しなければならないもの”と考えていませんか? 日本では、公的な保険のほかに、各々で民間の保険に加入するのが常識になっていますよね。それを証明するかのように、日本の民間保険加入率は8割を超えていると言われています。

ですが、日本の公的保険は、世界的に見ても高い水準にあると言われています。欧米諸国の保険加入率が5割を切っているなかで、日本ではどうして、こんなに保険が必要なのでしょうか? 民間の保険が、まるで社会システムの一つのように捉えられている現代の価値観に、あなたも、少しは疑問を持ったほうがいいかもしれませんよ。

そもそも、日本人にそのような価値観が芽生えたのは、いまからおよそ百年前のことでした。日清戦争の際に、遺族に保険金が支払われたことから、日本人の中に保険に入っておいた方がいいという意識が芽生えたのです。しかし、今と昔は状況が違います。保険に絶対入っておかなければならない時代は、とうに終わっているといっていいでしょう。

それでも現代人が保険に加入するのは、万が一に備えてのことだと思います。しかし、その目的さえも、現代の保険は満たしているでしょうか。昔と違い、保険金が支払われる条件は厳しくなっており、必要な時に保険金が降りるとは限りません。それならば、保険に支払う金額を貯蓄に回して、より自由にお金を回せるようにしたほうがいいかもしれませんよ?

ここまで色々と言ってきましたが、とどのつまり言いたいのは、闇雲に保険に入るのは良くないということです。日本人が一生に支払う保険料の平均は“1000万円”だと言われています。それだけの巨額を無下にするなんて、馬鹿馬鹿しいですよね。同じ値段で住宅を購入するなら、きっと、比べ物にならないほどこだわることでしょう。それと同じくらい、保険にもこだわらなければダメだということです。

保険は素晴らしいシステムだと思います。この保険というシステムを使いこなすためにも、保険のことをもっとよく知って、自分に合った保険に入るようにしましょう。

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